高知県高知市の漢方薬局|サダ薬局 高知県高知市薊野西町2-12-21
ホーム 症状と漢方薬 健康相談の流れ 漢方Q&A お問い合わせ 漢方薬局の店舗紹介
ホーム > 症状と漢方薬 > 不妊症について
コンテンツ
症状と漢方薬
不妊症について
女性に多い漢方的要因(血虚)
女性に多い漢方的要因(腎陽虚)
女性に多い漢方的要因(腎陰虚)
女性に多い漢方的要因(お血)
男性に多い漢方的要因(腎陽虚)
男性に多い漢方的要因(腎陰虚)
男性に多い漢方的要因(お血)
不妊の周期調節法

不妊症について

一般に不妊症とは、健康な男女が、子供を望んで性行為を行っているのにもかかわらず、2年以上子宝に恵まれない状況とされます。現在不妊症で悩まれている方は、10組に1組以上だといわれています。様々な原因がありますが、現在は男性にも女性にも原因が見いだされ、カップル二人が積極的に関わっていく気持ちが大切になっています。

「子宝」つまり「子孫繁栄」ついては太古の昔から関心が高く、漢方でもその創成期から研究が重ねられています。それゆえ現代では、用いられる漢方薬をはじめ、食養生などたくさんの効果的な方法があります。不妊でお悩みの方は、ぜひ漢方の“考え方”を取り入れてみてはいかがでしょうか。


健康で元気な赤ちゃんは、健康な両親から

不妊症に悩まれている方はもちろん、赤ちゃんを授かりたい方の目標は、「妊娠すること」ではなく、「健康で元気な赤ちゃんを授かること」だと思います。もちろん妊娠しなければいけませんが、妊娠は一つの大きな通過点です。

漢方では、赤ちゃんは両親からもらう「先天の精(=生命エネルギー)」が成長に大きくかかわるといわれます。この先天の精が豊富なほど、健康で元気な赤ちゃんだということです。先天の精は両親からもらうわけですから、両親が健康で元気でなければなりません。つまり、まず大切なことは両親が「人という動物として元気でいる」ということなのです。

それでは人が動物として元気であるためには何が必要なのでしょうか。結論から言いますと、人として十分に「動き、食べ、休む」ことです。ある程度動くことで体の様々な機能を活発にし、動いて消費したエネルギー補給や体の成長維持のために食べ、そして休息する必要があります。また、人は高度に思考・情緒が発達したので、頭や心も休ませないといけません。

これは慌ただしい現代ではなかなか難しいことかもしれませんね。でもできるだけ元気で健康な赤ちゃんを思うと、努力していく必要はありそうです。

なかでも重要な事に、胃腸と食があります。もともと両親も、そのお父さんとお母さんから先天の精を受けて生まれ、その後は食べることによって得られた栄養(=後天の精)により成長したはずです。従って、赤ちゃんに受け渡す先天の精は、その大半は両親が食べたものから作られているといっても過言ではありません。現代は特に食の低下が言われています。食材の栄養の低下はもちろんですが、冷たいものをたくさん取ったり、時間短縮とばかりかき込んで食べたりして、胃腸を冷やして機能低下を起こし、うまく栄養が回らなくなっています。そして摂取過多の栄養素と不足している栄養素。漢方では胃腸は先天の精を補う「後天の元」といわれます。この後天の元を大切にし、食事内容を考えて、体を充足なければなりません。


女性に多い漢方的原因

大きく分けて、血虚(けっきょ)と腎精不足(じんせいぶそく)とお血(おけつ)の3タイプがよく見られます。完全に分けられるのではなく、2タイプ以上が合わさっている場合の方が多いようです。またこれ以外の原因と合わさっている場合もあります。




サイトマップ プライバシーポリシー リンク