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食について

動物である人の生きるという営みの中で、基本になるのが“動く・食べる・休む”ということです。このうち“食べる”ということは、単に栄養補給のためだけに行っているのではないことが、最近の研究でより明らかになってきています。例えば、噛むことによる脳への刺激、唾液を出すことによる免疫系への働き、ゆっくり食べることでストレスが緩和される・・・など。忙しく生活する中で、食事の時間・内容はないがしろにされる傾向にあります。そこで今一度食事を見直してみてはいかがでしょうか。


私が考える食事の理想

1) 「お腹がすいた」と思って食べること。
これが本当の食欲(食べたいという欲)があるということです。空腹を感じると、体が食事の消化・吸収の態勢をとります。

2) ゆっくり噛んで食べる。食事中あまり水分はとらない。
消化は口から始まります。唾液を十分に出して食べましょう。お水やお茶で流し込んで食べる方が多くみられます。食事中は副交感神経(リラックスの神経)が優位に働きますので、楽しく食べたいものです。

3) 食事をとる時間をおよそ決める。
食事をとることで、体内時計がリセットされることが分かっています。朝昼夕のおよその時間を決めましょう。夜勤のお仕事をされている方は特に重要になります。体内時計は自律神経のバランスを取ったり、精神状態に影響したり、睡眠に関与したり、免疫に関与したりしています。

4) 夕食は就寝3時間前までに済まし、それ以降は固形物をとらないようにしましょう。
夜は胃腸も休めたいもの。特に胃が動いている状況では、睡眠が浅くなる傾向があります。

5) 旬の食べ物を加えバランスよく食べましょう。
ポイントは野菜です。旬により大きな変化があり、夏は冷やす野菜、冬は温める野菜が多くなります。さらに野菜は炭水化物や蛋白質に比べて、一般に食べる量が少ない傾向があります。淡色野菜と緑黄色野菜がありますが、特に緑黄色野菜が不足がちになります。濃い色の野菜を食べてください。現代の野菜は多くの栄養素が40年前の1/2〜1/10となっており、なおさら食べる必要があります。

バランス
・炭水化物(米類・麺類など)・・・およそ2
・蛋白質(肉・魚・植物性蛋白など)・・・およそ1
・野菜類(ビタミン・ミネラル・繊維)⇒淡色野菜と緑黄色野菜 ・・・およそ1の割合が目安。
*それでも野菜が不足する人は、サプリメントも可。丸ごと野菜のサプリメントをお勧めします。


おすすめの食事

忙しい朝でも簡単にできます。前の晩にご飯を炊けるようにし、お鍋に水とおじゃこを入れて冷蔵庫へ。朝、お鍋に火をかけて、味噌を入れれば理想的なみそ汁の完成。具は乾燥したわかめや、お豆腐、おふ、おネギ(みじん切りにして、冷凍しておけばよいです。)で十分。海のものが良いので、わかめやアサリは最高です。ちりめんじゃこやお漬物、大根おろし、前の晩の残り物などあればもっといいですね。「贅沢するならお味噌に」と言われるほど、味噌は大切なものです。しっかりと発酵させた、本物のお味噌を使いたいものです。




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