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アトピーの多面的な対応

アトピー全体を見た考え方

一番の基本となること

常に基本となることは、「体に必要な物を取り入れ、不要な物を排出できる」体調であることです。新陳代謝が良いということですが、特に皮膚のトラブルですから、皮膚の代謝が良くなる必要があります。

少し細かく考えてみましょう。

1. 必要な物を取り入れること
まずは食事です。皮膚のこと、アレルギーのことをある程度考えた食事が必要と思います。そして栄養となるものはしっかり消化吸収し、いらない部分は速やかに排出します。

次に吸収した栄養を皮膚に届ける必要があります。基本的には栄養は血流を介して運ばれますので、血流が良いことが大切です。そして皮膚近くまできた栄養素が、皮膚にしっかり届けられることも大切になります。この一連の流れをスムーズにしてくれるのが、「適度な運動」です。

2. 不要な物を排出すること
先程お話ししたように、「不要な物」を排出する主なルートは、尿・大便・汗の3つです。大量の不要な物を排出する、尿や大便は非常に大切です。また、アトピーの方が苦手なのが「汗をかくこと」。これも「適度な運動」などによって改善していく可能性もあります。人によって弱い部分が異なりますから、おのずと対応方法も異なってきます。


状況による対応

基本を踏まえたうえで、大きく分けて2つの状況で対応が変わってきます。

一つは、状況がひどく、かゆみを抑制する力が全く追い付かず、ひどいかゆみや炎症がある場合。二つ目は、ある程度かゆみをコントロールできる状況です。

これも少し細かく考えてみましょう。

1. 状況がひどく、かゆみを抑制しきれない場合
アトピーが悪循環に陥っている状況とも言えます。生活にも支障が出て、精神的にも辛い場合があります。この状況では、できるだけ速やかに、この悪循環を断ち切る必要があります。かゆみや炎症を抑えるために、外用ステロイド剤の適切な使用が必要なことも多いと思います。また、不要な物を追い出し、かゆみや炎症を軽くする漢方薬などの力を借りる必要もあります。

2. ある程度かゆみをコントロールできる状況
乾燥肌など皮膚のバリア機能の低下をはじめ、皮膚を中心とした新陳代謝がやや落ちている状況。食事や運動、生活習慣などを見直し、自分の弱点を探すとともに、スキンケアを大切にして対応していきます。


アトピーの対応を形にすると

体の基本を整えつつ、肌の状況に対応していくことが大切です。




生活上皮膚に重要な要素

皮膚は体の一番外側にあります。何かにぶつかってけがをしたり、蚊に刺されたり、やけどもしたり、時にはひっぱたかれたり。寒さも熱さも直接感じます。とにかくいろいろな刺激を直接受けます。また汚れたら洗いたくもなるので、自分でゴシゴシこすることもあります。

一方で、汗で体温調節したり、不要な物を追い出す働きもあり、考えてみると皮膚は大変なところですね。それゆえ比較的丈夫に作られていて、刺激が強ければ丈夫になろうとするのですが・・・

そこで皮膚のための注意点を挙げてみました。

健康な皮膚のための注意点

お風呂
スキンケア
洗濯洗剤
暖房器具・冷房
衣類
睡眠
食事
運動
嗜好品
休息
生活リズム

すべてを変えていくのは大変です。そこで、

1) 改善する上でどうしても外せないこと

2) 自分の弱点に影響しそうなこと
3) 今のライフスタイルに取り入れることができそうなこと

から始めてみてはいかがでしょうか?

次に「お風呂とスキンケア」についてお話します。




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