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不眠について

不眠について

不眠について

不眠とは寝る時間はある程度あるのに、寝足りなくて昼間の日常生活に支障をきたす状態が続くことです。日本において不眠がもたらす経済損失は3兆5000億円とも言われ、現代の隠れた大問題です。

主な症状は以下の4つ

1. 入眠障害:布団に入ってもなかなか眠れない

2. 中途覚醒:夜中に何度も目が覚める

3. 早朝覚醒:朝早く目が覚めて、その後眠れない

4. 熟眠障害:ぐっすり眠った気がしない


不眠に対する基本的な対応

不眠への対応でキーポイントは“生活リズム”です。人の体には時計があり、その時計が刻むリズムで生活しているのです。つまり不眠にならないためにはそのリズムを崩さないようにすることが大切になります。
基本的に人は昼間に行動し、夜はぐっすり休むもの。これをしっかりさせることがリズムを守ることであり、熟睡への第一歩になります。

小さな子供を見ていればわかりますが、昼間元気よく遊んだら、概して夜はぐっすり眠るものです。大人でも、たまの休みにアウトドアで動きまわると夜は爆睡!なんてことはよくあると思います。

一方、現代は頭の疲労が多くなっていますが、体も少しは動かしてあげなければなりません。極力昼間に、軽く体を動かしてみてください。

そして夜は興奮するようなことは極力避け、ゆったりと過ごすのです。

具体的な事柄を以下に示しました。

※ただし、痛みを伴う疾患、かゆみを伴う疾患、など他に不眠を誘発する要因がある場合は、まずその疾患に対応していく必要があります。


不眠に対する基本的養生法

1. まず不眠に対して、「睡眠時間は人それぞれ,日中の眠気で困らなければ十分」と考える

2. 朝日を浴びること
朝の光で体内時計がリセットされ、光を浴びてから15〜16時間後に眠くなるようになっています。できるだけ同じ時間に起床することがお勧めです。
3. 規則正しい食事
規則正しい食事も体内時計のリズムを整えます。特に朝・昼はしっかり取りましょう。出来れば朝は塩分と良質のアミノ酸を含む「お味噌汁」を食べることをお勧めします。また特に夕食では刺激物や精のつく食べ物をとり過ぎないことです。(トウガラシ・ニンニク・牛肉・コーヒーなど)夕食は寝る3時間前までに。また夕食後は食べないこと。

4. 昼間積極的に体を動かす。逆に夕方以降は体が興奮する運動はしない
人は昼間に動くようになっています。

5. 夕方のお風呂は夕食前に
入浴は体を起こしてしまいます。逆にリラックスして寝つきが良い場合は夕食後〜寝る前に入浴されても結構です。

6. 夕食後はテレビやパソコン、携帯電話などは極力見ない
テレビやパソコンの光は脳を覚醒してしまいます。落ち着いて読める本がお勧めです。

7. もし昼寝をするなら,15時より前に30分以内で

8. 眠りが浅い時にはむしろ積極的に早起きしましょう

9. 毎日寝酒を飲まない
逆に睡眠の質が悪くなることがあります。

昼間は元気に、夜はゆったりになるような生活リズムを考えましょう。

勉強やお仕事の関係などで完全にはできない場合も必ずあります。でもまずはできるところから生活に組み入れてみてはいかがでしょうか?

どうしても眠りにくい場合は、体質・体調・不眠の状況に合った漢方薬などをご提案でしますので、ぜひご相談ください。




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